【足揉みからリフレクソロジーへ】
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アン・リカン 斉藤理佳です。
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出典:SOUL&SOLE
現在、世界各国で親しまれているリフレクソロジー(反射学)は、「学問」として定着しています。
古代には、ただ「足を揉む」習慣だったものが、20世紀に入ると「理論」が確立されて「リフレクソロジー」(反射学)として、その技術と効果が注目されるようになりました。
リフレクソロジーは、1500年代にヨーロッパで盛んになった「ゾーンセラピー」が起源になっています。
ゾーンセラピーを体系化したのは、20世紀初頭に活躍した耳鼻咽喉科のアメリカ人医師ウィリアム・フィッツジェラルド博士でした。
当時は、現在のような麻酔が発達していなかったため、麻酔なしで痛みを伴う治療が行われていました。
そのような状況で、フィッツジェラルド博士は、治療中の患者が苦痛を我慢するために必ず手のひらや足裏の一部をどこかに押し当てている姿に気づきました。
「手足の一部分に刺激を加えながら我慢する」ということは、その刺激に痛みを軽くする「麻酔のような効果」があるのではないかという仮説を立てて研究を始めたのです。
他の医師仲間にも協力してもらい、手足の一部を刺激しながら治療した場合と、何もしなかった時の痛みの違いや、手足とからだとの相関関係を調べてデータを蓄積していきました。
この膨大なデータを分析した結果、「人のからだには、頭のてっぺんから足元まで流れる10本のエネルギーラインが存在する」というリフレクソロジーの基礎となる理論を確立したのです。
博士は、1917年に「Zone Therapy of Relieving Pain in the Home」(家庭でできるゾーンセラピーによる痛みの緩和)という本をエドウィン・ポーワーズ博士とともに出版しました。
これによって「ゾーン理論」を確立したのです。
ゾーン理論によると、上図のように人間のからだを半分に分けて、左右5本ずつ合計10本のエネルギーラインが存在すると考えます。
フィッツジェラルド博士は、足の趾(ゆび)や手の指などゾーン内の特定の部位に刺激を加えると、ゾーン内にある離れた臓器に刺激が伝わり、機能を活性化すると考えました。
これが、リフレクソロジーの起源となりました。
『フジタマキのリフレクソロジーパーフェクトガイド』 2004年12月20日 初版第1刷発行
藤田真規 著 株式会社BABジャパン
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