【アメリカから世界へ】
こんにちは。
アン・リカン 斉藤理佳です。
フィッツジェラルド博士のゾーン理論をもとにして、アメリカの理学療法士ユーニス・イングハム女史が更に研究を進めました。
そして「フットチャート」を生み出し、その考え方を世界に向けて出版しました。
それをきっかけとして、リフレクソロジーが全世界に広がっていったのです。
イングハム女史は、人体の解剖学的構造と10本のエネルギーラインとの相関についての研究に没頭しました。
その結果、「フットチャート」と呼ばれる足裏と全身の反射ゾーンの関連性を図に示しました。
その後、「Stories the Feet Can trll」(足は語る)1938年と、「Stories the Feet Have Told」(足は語った)1945年の2冊の著書によって、「リフレクソロジー」という言葉とその概念を明らかにしました。
イングハム女史が、近代リフレクソロジーの基礎理論と技術を確立した最大の功労者として評価されたのは、このような功績があったからです。
その後、近代リフレクソロジーはヨーロッパ各国へ伝わり、彼女の教え子の一人であるドリーン・ベイリー女史が1960年、英国にリフレクソロジーを紹介したことで、今日のような普及に至りました。
ベイリー氏は1978年、イギリス初のリフレクソロジー・スクール「Bayly School of Reflexology」を開設しました。
これによって、イギリスでのリフレクソロジーの普及に拍車がかかったわけです。
このスクールの設立を機にヨーロッパ大陸にもリフレクソロジーが波及し、近代リフレクソロジーの幕開けとなりました。
『フジタマキのリフレクソロジーパーフェクトガイド』 2004年12月20日 初版第1刷発行
藤田真規 著 株式会社BABジャパン
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