【足裏から、からだの状態がよくわかる】
こんにちは。
アン・リカン 斉藤理佳です。
施術を受けて、「肩こりがひどいですね」「最近は、寝不足ではありませんか?」など、あなたの不調をズバリ言い当てられて驚いたことがありませんか?
施術者は、どのようにして体全体の不調を探るのでしょう。
疲労や負担がかかっているからだの器官に相当する反射区を刺激すると、「クリスタル・デポジット」(通称クリスタル)と呼ばれるかたまりを指先に感じます。
いわゆる「コリ」、つまり、尿酸や乳酸など体内の老廃物のかたまりや、それらが筋肉に蓄積して柔軟性がなくなっている筋肉組織のことです。
反射区を刺激しているときにクリスタルを感じたら、その反射区に対応している器官に、何らかの問題があると考えられます。
クリスタルには、すぐにほぐれるものや、なかなかなくならないものまで様々です。
対応するからだの器官の不調が深刻であるほど、なかなかほぐれにくいのが特徴です。
このクリスタルは、刺激によってほぐれたあと血液やリンパに乗って、最終的には体外へ排出されます。
しだいに小さくなり、やがてはなくなっていきます。
それなのに、容易になくならないものについては、根気よく定期的に施術を続けることが大切です。
クリスタルには様々な感触がありますが、大きく分けて次のような3種類があります。
◆カチカチに固い感触:足全体ではなく一部分だけが固い場合
◆プチプチした感触:エアーパッキンをプチプチつぶすような感触
◆じゃりじゃりした感触:砂袋をつぶしたときのような感触
りょうこさんの足は、いつも両足裏に固い石のようなクリスタルがあって、ゴリゴリした感触です。特に、左足の方が強者です。
刺激されるとかなり痛みますが、施術の後半には柔らかくなって痛みもなくなります。
けれど、1週間後のご来店時はほとんど元通りに・・・。
そこまでストレスを溜めずに、こまめに通っていただければよいのですが。
あなたの幸せを願って。
斉藤 理佳
『フジタマキのリフレクソロジーパーフェクトガイド』 2004年12月20日 初版第1刷発行
藤田真規 著 株式会社BABジャパン
0コメント