【リフレクソロジーの考え方】
リフレクソロジー:Reflexology は、Reflex(リフレックス)=反射」と「logy(ロジー)=学問」が合わさったものです。
すなわち、「反射学」となります。
反射学とは、足裏にある全身の臓器や機関に対する反射ゾーンや反射ポイントを、指で刺激することにより、離れた対応ポイントへ間接的に働きかけます。
その結果、からだの様々な部分の機能を活性化して、健康へと導くのです。
足の裏は、第2の心臓ともいわれており、足裏全体を刺激することで血行を促進し、新陳代謝を活発にします。
そのことによって、体内の老廃物の排出を促し自然治癒力を高めるので、「からだを内側から健康にする」と考えられています。
先にもお話したように、人間のからだには縦に10本のエネルギーラインが流れています。
健康な時には、スムーズな流れが維持されています。
しかし、食生活の乱れやストレス、睡眠不足、運動不足など、さまざまな心身のトラブルが起こると、このエネルギーの流れが滞ります。
そして、肩こりや腰痛、不眠などの不調を招くと考えます。
リフレクソロジーは、このように滞ったエネルギーの流れをスムーズに整えます。
単に触られて気持よく足を揉むだけの健康法ではありません。
10本のエネルギーラインに刺激を加えることで、停滞しているエネルギーの循環を活性化し、からだ本来が持っている正常な機能を働かせて、心身ともに健康な状態へと導くエネルギーワークなのです。
敏感な方の多くは、エネルギーの流れがよくなると、手足の指先などに軽い「しびれ」のようなものを感じます。
これは、異常なことではありません。
正座をして足がしびれるのと同じような状態で、滞っていたエネルギーや血液、リンパ液などが動き始めると、ジンジンするような感覚が起こるのです。
リフレクソロジーの効果を実感しているということになります。
あなたの幸せを願って
アン・リカン
斉藤 理佳
『フジタマキのリフレクソロジーパーフェクトガイド』 2004年12月20日 初版第1刷発行
藤田真規 著 株式会社BABジャパン
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